築125年の古民家で味わう究極のとんかつ!鳥取県若桜町「とんかつ新」の吉川豚と白い衣の秘密
2025/11/20
マイスター担当D

鳥取県若桜町の宿場町情緒あふれる仮屋通りに、特別なとんかつ店があります。
「とんかつ新(あらた)」は、築125年の有形登録文化財である古民家をリノベーションした豚肉料理専門店。
地元で育てられた「吉川豚」と独自の調理法で作られる白い衣のとんかつは、一度味わったら忘れられない味です。
店主の家族が育てた「吉川豚」へのこだわり
とんかつ新で使用している豚肉は、地元若桜町吉川地区で店主の家族が丁寧に育てた「吉川豚」。
キメが細かく柔らかい肉質が特徴で、余分な脂、筋、血管を丁寧に取り除くことで、臭みのない豚肉本来の美味しさを実現しています。
白い衣の秘密は低温調理にあり
とんかつ新の最大の特徴は、真っ白な衣のとんかつ。この美しい白さは、低温でじっくりと揚げる独自の調理法によるものです。
こだわりのパン粉と米油
衣には、東京のパン粉専門店から取り寄せるほぼ手作りの最高級生パン粉を使用。
揚げ油には、油切れが良くサクサク食感に仕上がる「米油」を採用。
米油はコレステロール低下や美肌・美容効果も期待できる優れもの。低温でじっくり揚げ、余熱で火を通すことで、豚肉の持つ旨みや柔らかさを最大限に引き出しています。
人気メニュー「コンビかつ定食」の魅力
看板メニューの「コンビかつ定食」(1,980円)は、ヒレカツとメンチカツの両方を楽しめる贅沢な一品。お店おすすめのピンク岩塩でいただくヒレカツは、驚くほど柔らかく、口の中ですぐに溶けていく食感が特徴です。
メンチカツは豚肉100%で作られ、口当たりが軽くなるよう工夫されています。
肉汁たっぷりでサクサクの衣との組み合わせは絶品。
軽い食感で一個まるまる食べられてしまいます。
希少部位「豚トロ」を使った絶品角煮
豚肉料理専門店ならではのメニューが「豚トロ角煮皿」(770円)。
豚トロとは、豚1頭からわずか300g程度しか取れないネック部分の希少な肉で、マグロのトロのように美しい霜降りが入っています。
丸一日かけて何度も水を変えながら煮込み、余分な脂分を取り除いた後、醤油ベースの自家製タレと絡めてさらに煮込んだ手間のかかった逸品。
とろけるような柔らかさは他では味わえない特別な食感です。
有形登録文化財の古民家で味わう特別な時間
若桜駅から徒歩4分という好立地。
若桜町の仮屋通りは、家と道路の間に幅1.2メートルほどのひさし付き私道がある歴史ある街並み。
昔は700〜800メートル続き、悪天候でも傘なしで通り抜けられたという趣深い場所です。
予約優先の入れ替え制システム
とんかつを丁寧に揚げるため時間がかかることから、入店は30分ごとに3組ずつの完全入れ替え制を採用。予約優先となっているため、事前予約をおすすめします。
築125年の古民家で味わう究極のとんかつ体験。特別な日の食事や、本物の味を求める方にぜひ訪れていただきたい名店です。
【とんかつ新】
- 住所
- 鳥取県八頭郡若桜町若桜298
- 電話番号
- 0858-71-0002
- 営業時間
- 11:00〜14:00(LO13:30)、土日祝 11:00〜15:00(LO14:30)、夜のコース:18:00〜20:00
- 定休日
- 月曜日・第3日曜日・年末年始
- 駐車場
- 無
- その他
- 予約:優先(前日まで受付・電話・LINE)

マイスター担当D
- この記事のライター
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