松江のパティスリー「COCHICA」地元食材にこだわった毎日食べたいお菓子たち
2025/12/01
Soupful編集部

松江市の西茶町商店街にある小さな洋菓子店&カフェ「COCHICA(コチカ)」。
猫のモチーフがさりげなく散りばめられた店内には、食材にとことんこだわったケーキや焼き菓子が。
特に人気なのは季節のフルーツたっぷりのタルトとザクザク食感が楽しいスコーン。
毎日のおやつにぴったりの優しい味わいが特徴です。
地元食材への再発見が生んだお菓子作り
COCHICAの始まりは2012年。神戸で暮らしていたオーナーの曽田さんとパティシエの妹さんが、地元である島根の食材の美味しさを再確認したことがきっかけとなりました。
最初は委託販売で活動していましたが、「目の前で食べてもらう姿が見たい」と2016年に松江市西茶町商店街に実店舗をオープン。
姉妹での店舗運営が始まりました。
二人のモットーは、自分たちが本当においしいと思える、安心して食べられるお菓子を作ること。
優しい甘みで、毎日でも食べたくなるようなおいしさがCOCHICAの持ち味です。
生産者の顔が見える安心素材にこだわって
食材選びで大切にしているのは、可能な限り地元の生産者から直接購入すること。
卵は東松江の平飼い卵と井上養鶏場の2か所から調達。のびのびとした環境で育った卵はとてもおいしいのだそう!
フルーツは農家から直接仕入れています。一般的にフルーツは流通時間を考慮し完熟手前で収穫することが多いのですが、直接購入することで一番おいしい完熟の状態で収穫したものを使えるのが最大のメリット。
甘さもみずみずしさも格別です。
季節を彩るフルーツタルト
旬のフルーツをたっぷりと使った季節のタルト(680円)は、看板メニューの一つ。
夏にはメロンやシャインマスカット、秋にはイチジクなど、その時期の一番おいしいものが使われます。
実際に食べてみると、フルーツがしゃきっとみずみずしい!一つひとつ香りも甘みも際立っています。甘さ控えめでコクのあるカスタードクリームと、さっくりとしたタルト生地がフルーツの自然な甘さを引き立てています。
リピーター多数の全粒粉スコーン
もうひとつの看板メニューはスコーン。全粒粉スコーン(330円)、チョコスコーン(330円)、そして日替わりスコーンの3種類を常時用意。
全粒粉スコーンは、粗挽きの全粒粉でザクザク食感を実現。大山乳業のバターと生クリームをたっぷり使い、しっとりバターリッチな風味を両立させています。
つぶつぶ感が楽しく、リピーターが多いのも納得のおいしさです!
ナチュラルで居心地の良いカフェスペース
8席の小さなカフェスペースは、白い壁にアンティーク感のある家具を配したナチュラルテイストの内装。
店名にちなんだ猫のモチーフが随所に配置されています。
子ども連れから若い女性、男性客まで、幅広い客層が気軽に立ち寄れる雰囲気作りを心がけているのだそう。
ギフトにぴったりの焼き菓子も
店内にはクッキーなどの焼き菓子も豊富。日常のおやつにはもちろん、おしゃれ感もあるので大切な人へのプレゼントにもぴったり。
松江のフラワーショップ・Lamparfe(ランパルフェ)の商品も購入可能。焼き菓子と一緒にギフトにするのがおすすめです。
お気に入りのお菓子を探しに行こう
オープンから10年目。常連さんが多く、地元で愛されるお店として定着したCOCHICA。
ここに来ればきっと、お気に入りのお菓子を見つけられるはず。

Soupful編集部
- この記事のライター
Soupful編集部 - WebマガジンSoupful(スープフル)の企画・編集担当。
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