タケノコのあく抜きを大根おろしで!米ぬか不要の簡単メソッドと豚タケノコ混ぜご飯レシピ
2026/05/30
馬場料理研究所 助手

ロバート馬場裕之の料理コーナー・馬場料理研究所。今回のテーマは、春の味覚・タケノコです。
タケノコを使った炊き込みご飯や煮物は美味しいけれど、米ぬかと唐辛子を入れて1時間以上茹でてから冷ますなど「あく抜き」が少し面倒ですよね。
そこで今回は米ぬか不要、大根おろしを使ったお手軽なあく抜きメソッドを検証。
研究成果として、タケノコの風味が際立つ「豚タケノコ混ぜご飯」レシピをご紹介します!
なぜ大根おろしで?米ぬか不要のタケノコあく抜き術
タケノコのえぐみ成分は、シュウ酸やホモゲンチジン酸。一般的な米ぬかを使う方法は、ぬかのカルシウムがえぐみ成分と結合してあくを抜きます。
一方、大根にはでんぷんを分解する「アミラーゼ」や、たんぱく質を分解する「プロテアーゼ」などの酵素が豊富。この酵素がタケノコの細胞のつながりを弱め、えぐみ成分を外に出しやすくするのです。
大根おろしを使ったあく抜きの手順
用意するもの
- タケノコ
- 大根
- 水
- 塩
手順
- タケノコの皮をむき、食べやすい大きさに切る(硬い部分は包丁の背や切り落としで除く)
- 大根を皮ごとすりおろし、絞り汁を取る
- 大根おろしの絞り汁と同量の水を合わせ、塩を少量加える
- タケノコを漬けて1時間置く
- 引き上げたタケノコを塩茹でしてしっかりあくを抜く
実際に「大根おろし汁+塩水に漬けたもの」「水に漬けたもの」「未処理」を比較したところ、差は歴然!
水漬けや未処理はえぐみが気になりますが、大根おろしを使ったものは、タケノコの風味を残しつつえぐみが抜けて美味しく食べられるように。
米ぬかを使った従来のあく抜きに比べると、渋みが少し残るため、調理時にしっかり塩茹でするのがポイントです。
研究成果レシピ|豚タケノコ混ぜご飯
大根おろしであく抜きしたタケノコを使った、シンプルで風味豊かな混ぜご飯。
調味料は2つだけ、炊き込みご飯より手軽に作れる嬉しいレシピです。
材料(2人分)
ご飯 2膳分
あく抜きしたタケノコ 50g
豚ミンチ 50g
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ2
作り方
- あく抜きしたタケノコを塩茹でする
- フライパンで豚ミンチとタケノコを炒め、しょうゆ・みりんを加える
- 炒め合わせたものをご飯に混ぜ、全体をなじませる
調理のポイント
- あく抜き後、塩茹ですることで、残ったえぐみも抜けやすくなります。
- 豚ミンチの脂がタケノコの渋みをコーティングし、より食べやすい味わいに。
- 味付けはしょうゆとみりんだけ。タケノコ本来の風味を活かすため、シンプルに仕上げましょう。
タケノコの風味を手軽に楽しめる
完成した混ぜご飯は、タケノコの香りが豊かで春を感じる味わい。ほんのり残った大根おろしの風味が、絶妙なアクセントになっています。
タケノコのあく抜きが面倒で水煮パックを使っていた人も、大根おろしに漬ける方法なら試しやすいはず。
タケノコの美味しさを存分に味わえるこのレシピ。ぜひ試してみてください!

馬場料理研究所 助手
- この記事のライター
馬場料理研究所 助手 - ホットな情報番組「SOUP」の料理コーナー「馬場料理研究所」を担当。
馬場所長の熱い指導のもと、日々料理を研究中。









